ストレッチ大辞典HOME > 柔軟性を高める
ストレッチの効果として一番代表的なものが柔軟性の向上です。身体の柔軟性が損なわれてしまうと怪我をしやすくなったり、スムーズな動きができなくなってしまうことがあります。柔軟性を高める事で、スポーツパフォーマンスの向上や、怪我の予防など様々な効果が期待できます。また、柔軟性は姿勢の美しさにも影響します。
ストレッチの種類と同じように、柔軟性にも静的柔軟性と動的柔軟性の2つの柔軟性があります。
静的柔軟性とは
静的柔軟性とは、動きを伴わない柔軟性の事で、関節の最大稼動域など、一般的に身体の柔らかさの指標となっているものです。一般的に体が柔らかいといわれるのは静的柔軟性のことです。
相撲でよく行われる『股割り』や、『前後開脚』、『立位体前屈』、『Y字バランス』などは静的柔軟性に分類されます。
動的柔軟性とは
動的柔軟性とは、静的柔軟性の稼動域の中での動きやすさの事です。動きのしなやかさと言ったらわかりやすいでしょうか。いくら関節の最大可動域が広くてもその可動域の中でスムーズな動きができなければ本当の意味での柔軟性があるとはいえません。
特にスポーツでは、動的柔軟性が求められます。