現代社会で、大きな問題となっているのが「生活習慣病」で、その病気の一つの要因として運動不足が指摘されています。その中で、ストレッチを取り入れる人が多くなっていますが、実は日本には日常生活の中で簡単にできるストレッチがあります。それはいったいなんでしょう?。
それは、子供からお年寄りまでが無理なく実践できる「ラジオ体操」です。ラジオ体操は、その曲がかかれば、ほとんどの人が曲に沿って体操が出来ますよね。これは、日本の大きな文化でしょう。ラジオ体操に中には、たくさんの要素が含まれており、日常生活の中では意識しなければ行わないジャンプや胸を張って反り返る動き、屈伸運動が入っています。それらが無理なくできるように工夫されているのです。
何も専門的なストレッチを習わなくても、ラジオ体操を毎日続けることでもストレッチの効果は十分にあるといえるでしょう。
ストレッチは、体のケアをしたり、けがの防止などのために取り入れるのが一般的ですが、前述のように何とも「やりすぎ」はけがの元になります。特に、ストレッチのやりすぎによって、筋肉のほかに腱や神経を痛めることがあるので、自分に合ったストレッチを取り入れることが肝心でしょう。最初から負荷をかけるのではなく、徐々に負荷をかけることです。というのも、自分が考えている以上に体が老化していることがあります。20代、30代であっても食生活や生活習慣によっては体力が50代、60代ということもあるのが現代社会です。ですから、自分の体と相談しながらストレッチを行うことです。それに、ストレッチはあくまで自分の体を良好に保つことが目的ですから、他人と比較したりしないことです。ちょっとした無理なストレッチが、けがの予防を目的としていたことが逆にけがをしてしまうこともあります。
ストレッチは競い合うものではありません。